森永乳業が開発した特許成分オーラバリアは「ラクトフェリン」と「ラクトパーオキシダーゼ」という成分が配合されています。
実は森永乳業この2つのうち、「ラクトフェリン」の研究を50年以上も続けてきてるってご存知ですか?
そこで今回はこの半世紀の中で森永乳業が見つけたラクトフェリンのカラダにちょっといい効果についてまとめていきます!
じゃあ、早速いってみよう!すぐ始めよう!
ラクトフェリンって何?
ラクトフェリンは主に赤ちゃんのための母乳に含まれているタンパク質です。
初乳として赤ちゃんに与えられることで様々な感染症から身を守っていると言われています。
母乳以外にも体の各所から分泌されています。
ラクトフェリンってどんな働きがあるの?
ラクトフェリンの大きな特徴として『鉄』と結合する性質があります。
そのため最初は、「赤いタンパク質」として発見されました。
この鉄と結合する能力によって、細菌から鉄を奪い取り菌が発育できない状態にしてしまうのです。
そのほかにもラクトフェリンには次のような効果があります。
(図は森永乳業公式サイトより引用)
がんの予防にもラクトフェリンが大活躍!
これまでラクトフェリンは抗菌効果ばかりが着目されてきましたが、近年癌の予防にも効果がある事が分かってきました。
特にラクトフェリンは大腸ガンの発生を抑制する事が動物実験から分かっています。
1997年に行われたSekineらのラットを使った研究によるとラクトフェリンを餌に混ぜて与えることで大腸ガンの発生率を1/3に抑える事ができたと報告しています。
(図は森永乳業公式サイトより引用)
大腸ガンの他にも『厚生労働省 新がん撲滅10カ年計画』では、膀胱癌、食道がん、肺がん、舌癌、肝臓がんに対しても抑制効果がある事が分かっています。
大腸ポリープ抑制にも効果があるラクトフェリン
さらに動物ではなくヒトを対象とした研究でも、ラクトフェリンによって大腸ポリープの成長を抑制する働きがあることも分かってきました!
大腸ポリープは大腸ガンの前癌病変である可能性が高い病気です。
2006年の神津らの研究では大腸ポリープのある患者さんを2グループに分け、片方はラクトフェリンを1年間飲んでもらい、片方は通常の治療を行いました。
するとラクトフェリンを摂取しなかった方はポリープが大きくなっていたのに対し、摂取した群はポリープの大きさが縮小していたのです。
(図は森永乳業公式サイトより引用)
ラクトフェリンで胃がんのリスクを低下する可能性も!
前述のようにラクトフェリンには細菌から鉄を奪い去る能力があります。
2002年に井出らがヒトを対象に行った研究によると、ラクトフェリンの摂取によって胃がんの大きなリスク因子である「ピロリ菌」を減少させられる効果がある事がわかっています。
ピロリ菌というのは人間の胃の中に住んでいる細菌で胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんの発症に大きく関わっている菌です。
世界中の約半数の人が感染していると考えられています。
(図は森永乳業公式サイトより引用)
この研究によるとラクトフェリン入りのヨーグルトを8週間食べ続ける事でピロリ菌の数が約半分になる事がわかりました。
ラクトフェリンは口から摂取するのが効果的!
とても健康利益の高いラクトフェリンですが、摂取の方法はサプリメントのような形で摂取するのが効果的です。
その理由は口から摂取されたラクトフェリンが胃の中の消化酵素で分解されて初めて強い抗菌活性を示す物質に変換されるからです。
『ラクトフェリシン』と呼ばれる物質に変わる事でO-157といった病原性大腸菌やピロリ菌に対して作用する事ができます。
(図は森永乳業公式サイトより引用)
とこのように、オーラバリアに配合されているラクトフェリンには口臭予防以外にも様々な良い効果がある事がわかりました!