家庭内暴力にどう対処してけばよいか?

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家庭内暴力というと10代の反抗期の若者が親に対して暴力を振るったり、彼氏が彼女に対して暴力を振るったりという場面を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

しかし、DV(家庭内暴力)というのはそんなに単純な話ではないと考えています。

例えば暴力というのは、拳で殴るとか蹴るといった目に見える形で跡が残りますので、誰から見てもわかります。

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DVを簡単に捉えると

DVというのは目に見えない『心』に対する暴力だと捉えることができます。

例えば、あなたが誰かに殴られて『あなたのためを思って殴ったんだよ。』と言われても納得できない筈です。

余程あなたが悪いことをしでかしていたのなら別ですが、この場合は殴られた本人も納得する筈です。

しかし、あなたが望まない方向に無理やり説得された後に、「あれはあなたの為だったんだよ!」と言われるといかにも『相手があなたの為を思ってやった』というテイストになります。

詐欺師の多くは「あなたに得な情報ですよ」という風に話を持ってきます。

これがあまりにも堂々としていればなおさら、騙されます。

しかし、詐欺師はあたかもそれが真実であるかのように装って人を騙す人種です。

DVもこれに近い物があると私は考えています。

理由のよく分からない教育はDV

例えば、『自分の子供がこんな行動をしていると親の自分が恥をかく』と考える親がいます。

そうすると ”自分の利益の為” に子供の行動をどんどん束縛して子供の気持ちや可能性などを考えない方向に進めてしまいます。

これは器量が小さく経験が少ない人間ほどこの傾向があるようです。

私の場合でいうと、両親が共働きで家の鍵が私の分だけなかったこともあり、小学校の帰りはいつも家の外で母親の帰りを待っていました。

ある日、見かねた隣のおばさんが私に羊羹を一欠片くれたのですが、家に帰ってきてそれを見た母は突然私を殴りました。

「人から物をもらったらありがとうというんだよ」とか「無闇に人様から物をもらっては申し訳ないから、今度は遠慮してね」とかいう言い方なら「世間と言うのはそういうものなのか」と小学生でも理解できます。

しかし、自分が人からものを恵まれる立場だと感じさせられた母は恥をかかされたと考え、私を殴ったのです。おそらく。

もしそうでなければ本当に殴られた意味がわかりません。

もしこれが殴られたのではなく、単純に怒鳴られても同じ疑問が残ります。

「なんで殴られたの?」「なんで怒られたの?」

こういった疑問を残しての体罰は教育ではなく、DVです

”罪悪感”を使って相手の行動をコントロールするのもDV

例えば、まだ善悪の判断がつかないうちにお店のものを勝手に食べ始めたらダメと怒るのは教育です。

しかし、話し合いができる相手に対して自分の得になるようにコントロールしようとするのはDVです。

または、自分が行いたい行動で自分一人では行えない行動をあたかも他人がやりたいかのように誘導するパターンもそうです。

これが友人関係であれば、その人と距離を置くことで解消できます。

しかし、親子関係・夫婦関係のようななかなか離れたくても離れられない場合に多く発生するのがこのタイプのDVです。

この相手をコントロールする最も簡単な方法が『罪悪感』を用いる方法です。

親と子の関係で言えば、「そんなことしたらみんなに笑われるよ。」とか「そんなのおかしいってみんな言ってるよ。」などです。

はっきりいって、笑われて困るのは子供ではなく親なので自分の名誉のために子供の行動を制限しようとしているにすぎません。

それに加えて、その行動を子供がしたからといって他人が笑うかどうかも不確実です。

ただ自分の頭の中で「恥をかかされそうな行動は少しでも消したい!」と考えているだけで相手の行動をコントロールしようとするのです。

繰り返すネガティブな発言もDV

ネガティブな発言は人間が生きていく上で、どうしても起きてしまうことだと思います。

落ち込んだ時はとことんネガティブになってもいいと思いますし、仲のよい仲間と大いに泣いて叫んでをするのも大切だと思います。

ここでいうネガティブ発言というのは、相手を嫌な気持ちにさせる発言を繰り返すことです。

例えば、一緒にご飯を食べにいった相手がいつ何を食べても「美味しくない」とか「まずい」と言っていたらこちらとしては気持ち良く食事ができません。

これは私のいた医局の教授がそうでした。私は彼を尊敬しています。

しかし、彼は一緒に食事に行くと、まず通ぶったように「〜〜っていうワイン知ってるか?」と聞いてきてそのワインが置いてないとこの店はダメだという評価になります。

続いてレアで頼んだステーキを食べて、これはレアじゃなくてミディアムレアだから焼き直ししてこいとボーイにケチをつけます。

ミディアムレアからレアへ焼き直せるわけもなく、当然新しい肉を一から焼くことになるわけですが、新たに焼きあがった肉も『焼きすぎだ』と文句をつけます。

一緒に食べているこっちとしては本当にハラハラします。

これは特殊なケースだと思いますが、これも立派なDVあるいはハラスメントです。

また親が子供の価値をマイナスの方向で評価するのも同じことです。

「その髪型似合わない」とか「それにどこに価値があるのかわかんない」といったのも角が立つだけで何の建設的な状況にもなりません。

髪型は本人がいいと思って自信を持てるのであればそれが一番ですし、本人が楽しいと思ってやっていることを否定できる理由は無いはずです。

他人と比較するのもDV

これは、先ほどの「ネガティブ発言」とも重なる部分です。

これは現代人のサガなのかもしれませんが、自分より上の相手を見たらキリがありません。

自分より容姿のいい人はいくらでもいますし、自分よりお金を持っている人もたくさんいます。自分よりも楽しそうに生きている人もいくらでもいるでしょう。

こういったことに惑わされつつ日々努力をするのも良いと思います。

しかし、子供や彼氏・彼女は自分の価値を上げるために道具ではありません

特にお母さんは子供を産んだ経験や濃密な関係もあり、子供を自分の一部のようにみなしますが、精神的には別の人物だということを認識しなければなりません。

また、彼氏や旦那もあなたのステータス性を上げるものではありません。

そういえば以前、大富豪に自称美女が当てた手紙にこんなものがあり、話題になりました。

タイトル:お金持ちと結婚するためにはどうしたらいいの?

正直に書こうと思います。私は25歳で、かなり美人ですし、品もよく、センスもいいです。私は年収50万ドル(4000万円くらい)以上の男性と結婚したいと思います。欲張りだと言われるかもしれませんが、ニューヨークでは年収100万ドル(8000万円くらい)でも中流と言われるのです。私の要求は高くありません。このフォーラムに誰か年収50万ドルの男性はいませんか? みんな結婚しちゃってるんですか?

私が聞きたいのは、あなたのようなお金持ちと結婚するためには、どうしたらいいのかと言うことです。私が今までお付き合いした人の中で一番のお金持ちは、年収25万ドルの人だったのですが、年収25万ドルが限界なのかな、という気がしています。でも、ニューヨークの西にあるニューヨークシティガーデン(?)というところに引っ越すためには、年収25万ドルじゃ、足りないんです。

恐れ入りますが、次の質問に答えてもらえませんか?

1.お金持ちの独身男性はどこに集まっているのですか?(バーやレストラン、ジムの住所のリストがほしいです。)
2.何歳くらいの人を狙ったらいいでしょう?
3.なぜ、お金持ちの妻達のほとんどが、特にかわいくもない平均的な容姿なのですか? 美人でもおもしろくもないのに、お金持ちと結婚した女の子を何人か知っています。
4.結婚するか、付き合うだけで終わるかの決め手は何ですか?(私の目的は、結婚することなのです。)

美女より

それに対してお金持ちが返した手紙がこちらです。

親愛なる「美女」さん

あなたの投稿をおもしろく読みました。おそらく、あなたと同じような疑問を持っている女性はたくさんいるでしょうね。あなたの状況を、プロの投資家として分析することをお許しください。私の年収は50万ドル以上。あなたの希望に添っていますので、ここでこれを読むみなさんの時間をムダにしないのではないかと思っています。

ビジネスマンの視点に立って判断すると、あなたと結婚するのは悪い決断です。理由はとても単純です。説明しましょう。

細かいことは抜きにして、あなたがやろうと思っていることは「美」と「お金」の交換です。Aさんが美を提供し、Bさんがそれに対してお金を払うのです。フェアでわかりやすいですね。

しかし、ここには1つだけ重大な問題があります。「美」は、そのうち「なくなってしまう」ということです。しかし、「お金」はそうではありません。実際、私の年収は毎年上がり続けています。しかし、あなたは毎年どんどん美しくなるでしょうか。つまり、経済的な観点から言うと、私は「魅力的な資産」ですが、あなたは「値下がりしていく資産」だということです。しかも、「急激に値下がりする資産」なのです。もし「美」があなたの唯一の資産ならば、あなたの10年後の価値は、かなり心配すべきものでしょうね。

ウォールストリートでは、どんな取引にも「短期保有」と言うものがあります。あなたとデートすることは、「あなたを短期的に保有すること」です。

取引では、売買するものの価値が落ちるとわかれば、私たちはそれを売ってしまいます。「長期保有」することはないのです。でも結婚は、「あなたを長期的に保有すること」なのです。

残酷なようですが、賢い選択をするなら、急激に価値が値下がりするものは、売ってしまうか、レンタルするくらいで十分なのです。年収50万ドルを稼ぐ人はバカではありませんから、あなたとデートはしても、結婚することはないでしょう。お金持ちと結婚するための方法を探すのはおやめなさい。それよりも、あなたが年収50万ドル稼ぐ人になるのです。これが私のアドバイスです。お金持ちのバカを探すよりも、ずっとチャンスがあると思いますよ。

この返信が、役に立ったらうれしいです。もし、あなたが「レンタル」に興味があるなら連絡してくださいね。

J.P.モルガンCEO

と「売り言葉」に「買い言葉」的な見事に切った表現でしたが、ここから分かることはなりたい自分には自分が努力してなりなさいということです。

相手の意見を聞かないのもDV

親子関係や恋人関係ではどちらか一方に意見が強く出ることで、前に進むことがありますが、独善的な関係は良好な関係を維持できません。

基本的に子供より親の意見が正しいという傾向があります。当然、親は子供よりも人生経験が豊富ですので助言をしたりして子供の方針をコントロールしてくことは大切です。

時には親の方針を押し殺して、子供の意見を尊重し失敗させて学ばせるという方法もとても人生を豊かにする方法だと思います。

しかし、子供に失敗させたく無いという思いが強すぎたり、自分が恥をかきたくないという理由で子供の行動をコントロールしてしまうのは問題です。

特に子供の意見は全く聞かずに、「この正しい方法をいいからやれ」といった方針は子供の成長に影響を及ぼしますし、いざ話し合いが必要な場面でも子供の方が親に相談しても意味がないと悟って話し合いをしません。

だから余計に親子関係がこじれるのです。

夫婦間でお互いのことを理解しきれてい無いように、子供のことを理解しきれているわけがないということを忘れ無いでください。

そして、確かに子供より20年、30年多く人生を生きているかもしれませんが、『たったの2、30年』しか経験が多いに過ぎないということも理解した方が良いでしょう。

ですので、自分が全てを知った気で子供に指導するというのはあまりにも茶番でしかなりません。

まとめ

もしも、このページを見ている方で実際にDV被害に遭われている方は一度誰かに相談してみることをお勧めします。

DVと言うのは、殴られた後に『あなたのためだから』と言われる相手が自分のことを思っていると錯覚しがちですが、暴力を振るわれた事実は変わりませんし許される暴力はありません。

ですので、肉体的にも精神的にも暴力を振るわれたのであれば一度それを他人に相談してみて善悪の可否を聞いてみるのも良い選択です。

また親子関係でのDVは解決が難しく、私の経験上は距離を置いて極力接触する時間を少なくすることが効果的なのではないかと考えています。

もしも、近くに話を聞いてもらう人がいなかったり、聞きにくい雰囲気があるのであればこういったサービスを利用してもいいのではないかと思います。

これは女性専用になっているのですが、男性向けのサービスもあれば追加していきたいと思います。

プライバシーが守られた相談サービス『ボイスマルシェ』

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