歯周病用歯磨き『プロポデンタル』の効能を考察【歯周病専門医】

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プロポリスが高配合されている歯磨剤

よく日本歯周病学会やその他の大きめの国内の歯科学術大会に参加すると企業展示ブースで『プロポデンタルEX』という歯磨き粉を見かけます。

名前に “EX” が付いていたのでなんか凄そうな感覚があってこの際詳しく調べて見ることにしました!

プロポデンタルという名前の由来は『プロポリス』という成分が有効成分として配合されているからのようです。

「プロポリス」とはミツバチが花から蜜を集めて自分の体の中で唾液と混ぜて新たに作った固形状の樹脂のことです。

ミツバチはこれを巣の外壁などに擦り付けたり、巣にできた隙間などに詰めて強化します。

すると細菌やバクテリアなどが巣の中で繁殖しないようにする作用があることから「天然の抗生物質」とも呼ばれています。

その強力な防腐作用から古代のエジプトではミイラ作りの際の防腐処置に使用されていたようです。

最新の研究からわかったプロポリスの作用

この「プロポリス」の抗菌作用に着目して行われた実験の一つに「インフルエンザウィルス」に対して抗菌作用を持つかという実験をしたものがあります。

方法はインフルエンザウィルスに感染した細胞が入ったシャーレに、エタノールに溶かしたプロポリスを滴下して3日間培養してみるという実験です。

結果はプロポリスを滴下した方がインフルエンザウィルスに打ち勝った細胞が明らかに多く残っているというものでした。

また他の実験ではプロポリスが真菌(カビ)が原因で起きる『皮膚炎を改善』させたり、『糖尿病の初期症状を予防する』なんて実験結果も出ています。

歯周病にプロポリスは効くか???

『じゃあ、実際にプロポリスは歯周病を治す効果があるのか?』という話になってきます。

実際のところプロポリスが歯周病原菌であるA.a.やP.g.といった細菌に抗菌作用を示すかどうかの実験はまだ行われていません

しかし、真菌に対しては効果があるという実験がありましたね?

歯周病という病気はある日、突然病原菌が感染するのではなく、段階的に感染していく病気です。

まず最初に真菌などの長い菌が歯や歯周組織に付着し、折り重なるように絡まった真菌の網のなかに「歯周病原菌」が付着するとい順番で感染していきます。

ですので、最初の足掛かりである ”真菌” がを殺菌することには大いに意義があると私は結論づけました。

プロポデンタルEX使用上の注意!

ただし!これはあくまでも歯周病になる直前だったり、ごく初期の歯周病(歯槽膿漏)や歯肉炎の方に効果がありということを付け加えておきます。

中等度から重度に進行してしまった歯周病は歯ブラシや歯磨き粉、うがい薬が届かないエリアまで潜り込んでいます。

ですので、この場合は素直に歯周病専門医などの専門家に治療を依頼するのが賢明です。

もちろん歯周病治療をしている最中に自分でオーラルケアをするために使用するのは効果的ですので、ぜひ試してみてください!

今のハミガキ習慣を続けてもおそらく何も変化しませんので、こういった道具を積極的に使用してご自身で道を開く行動をしてみてください!!

『プロポデンタルEX』ついて詳しく記述しているサイトがいくつかあったのでご紹介しておきます。

歯槽膿漏・歯肉炎に『プロポデンタルEX』が効果的な理由

歯周病から来る『口臭』には『プロポデンタルEX』が効果的です

プロポデンタルEXって本当に歯周病に効果があるの?

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