『インプラント治療』がいまいち信用できない方へ

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インプラント治療は体に良くない??

今回は今はやりの『インプラント』治療について解説していこうと思います。

インプラントというと『怖い』とか『噛み合わせがおかしくなる』とか中には『歯茎が弱くなる』といった意見をおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。

断言しましょう!

インプラント治療はとても良い治療です!

そしてインプラント治療をする先生の多くは日夜、最新の医学的知識と技術を手に入れるのに奔走しています。

そしてまずはそもそもどうしてインプラント治療を選択しなければならない状態に陥ってしまったかを患者さん一人一人が考えなければなりません。

インプラント治療が必要になるパターン



インプラント治療を受ける自体として3つ考えられます。

  • 事故で歯が折れて、なくなってしまった。
  • 歯周病が原因で歯を抜いた。
  • 虫歯が原因で歯を抜いた。

インプラント治療を選択する原因の99%がこの3つのどれかが原因です。

事故が原因の場合

『事故が原因で』というのは注意不足という面もありますが、不可抗力の部分もあるアクシデントなので本当に残念だと感じます。

特に若い女性がスノーボードでの事故や交通事故で前歯を負傷してしまった場合は本当に落ち込んでしまって、こちらもとても心が痛みます。

またこれは本当に許し難いのですが夫や彼氏からのDV(家庭内暴力)が原因で歯を折られてしまうケースもあります。

こういった事故や事件が原因の場合のインプラント治療はとても意義がありますし、治療としては難しいケースもありますが、本人の協力も得られるのでとても長持ちする治療法となります。

しかし、事故や事件で抜歯に至るケースはごくわずかで、あとの2つ「虫歯」と「歯周病」が殆どを占めています。

歯周病や虫歯が原因の場合

次に歯周病や虫歯が原因で抜歯に至った場合、これは実は日頃のケアの仕方で回避できるはずの状況です。

しかし、生活習慣が不規則であったり、歯を磨くのが不十分だとこういった自体に陥ってしまうのです。

こういった状況で歯を失った方は、インプラント治療をした結果劇的に歯ブラシが上手くなるわけではありませんし、生活習慣が改善するわけではありません。

しかも高齢で長年そういった生活を続けてきているため、歯ブラシが上手くなるために時間がかかるケースが多いです。

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インプラントも歯と同じケアが必要です。

一方、インプラントは普通の歯と同様のケアが必要ですから、インプラント治療を長持ちさせるためには虫歯や歯周病にならないための生活習慣、ブラッシング技術を身につける必要があります。

患者さんの多くは、インプラントにすれば『一生もつ』とか『普通の歯より強い』と考えがちですが、実際は通常の歯と同じようにケアが必要なのです。

しかし、長年歯磨きが不十分な生活習慣を続けてきた人に、ケアが必要なインプラント治療をすることになるわけですから問題が起きないはずはありません。

多くの場合、患者さんやメディアはこういった状況を『医療従事者側の不手際』と捉えてしまいます。

確かに、患者さんの継続した生活習慣の改善を図らないままインプラント治療を行った歯科医師側に問題があるのかもしれません。

しかし、そもそもインプラント治療をしなければならない状況を作り出したのは患者さん本人の生活習慣にありますし、これは殆ど予防しうることなのです。

ですから、誰かを責めたりインプラント治療の不完全さに嘆くのではなく、これからのご自分の生活習慣、口腔内環境を改善してよりよいお口の状態を作り出そう!という方向に心をシフトしてみてください。

海外では歯科治療費が日本の10倍以上かかることから、普段から治療に至らないようにセルフケアがしっかりしています。

またインプラントが開発された北欧スウェーデンは、昔は日本と同じくらいの ”虫歯大国” でしたが、現在はセルフケアをしっかり行う国に生まれ変わり世界でも有数の虫歯が少ない国へと変貌しています。

こういった国民一人一人の口腔内環境への意識がしっかりしている国ではインプラント治療が長持ちしていることを考えると、インプラント治療はとてもよい治療なのです。

日本とスウェーデンの差


日本とスウェーデンはかつて同じくらいの虫歯発生率でしたが、国の政策の違いにより真逆の方向へと発展していきました。

スウェーデンが取った政策は『虫歯になる前に予防する』です。

このため、予防治療や口腔ケアといった方向に税金を投入し、教育を行っていくことで時間はかかりましたが、虫歯発生率が医療費を削減することへとつながり、今世界一の虫歯予防先進国になっています。

逆に、日本がとった政策は、『虫歯になったら誰もが治療を受けられるシステム作り』です。

この結果、安い治療費で医療を受けることができるようになりましたが、これは次第に医療への依存心を強くしていき、何かあったら治してもらえばいいやという状態になってしまいした。

その結果、人口増加や、長寿命に従い、税金の投入額が毎年増え続け、現在は税金に占める医療費の割合がどんどん高騰しています。

さらに、国民健康保険のは『予防』という概念がないため、病気にならないように予防する治療ができず、結果として日本は先進国の中でトップクラスの『虫歯大国』になってしまいました。

こういった背景もあり、同じインプラント治療をしても、予後に差が出てしまうのです。

まとめ

インプラント治療はとてもよい治療方法です。

日本の格安の医療費から比べてしまうと、高額な治療に思えてしまうのは自然な感想だと思います。

しかし、失ってしまった歯を周りの歯を削ったり、入れ歯を入れておいしくない食事に耐え続けて生きるよりもはるかに、有意義でダメージの少ない治療方法です。

ですので、治療方法の一つとしてのインプラントを毛嫌いせず、選択肢の一つとして前向きにとらえて下さい。

そして、インプラント治療を選択した場合でもそうでない場合でもどうして歯を失ったのかを主治医とともに突き詰め、再発防止のための改善策をともに模索するできるようなかかりつけのお医者さんや医療機関を日頃から見つけるようにして下さい。

最後にインプラントに限らず、すべての歯科治療の予後を左右するのは患者さん一人一人の日頃の口腔ケアであることを覚えておいてください。

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コメント

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