歯周病学会認定医の取得までの道のり

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『歯周病専門医』に比べて、歯周病学会の『認定医』を取得することはさほど難しくはありません。

そして認定医は専門医を取得するために必須の項目ですから、まずはここを目指すことになります。

しかし、認定医になるためには規定の事項を満たさなくては取得することができませんし、中には初診の段階でミスをしてしまうと全く使えないということまで出てきてしまいますから注意が必要です。

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1.歯周病学会へ入る。

認定医の受験資格を得るのは学会に入ってから3年以上経ってからです。つまりどんなあなたが優秀であっても3年経たなければ受験できません。

くわえて、この『3年』という期間は文字通りきっかり3年なので例えば4月1日に学会に入ったら、受験資格を得るのは3年後の4月2日からになります。

しかし、この3年という縛りのせいで受験資格をギリギリ取ることが出来ず、次の時期に受験持ち越しということもありますから、認定医を目指すと決めたら即座に歯周病学会に連絡を取り、入会の手続きをすることをお勧めします。

ちなみに歯周病学会への入会は『口腔保険協会』というところへ電話すれば手配してもらえます。

一般財団法人 口腔保険協会

http://www.kokuhoken.or.jp

電話番号 03-3947-8891

ちなみにこちらが日本歯周病学会です。

日本歯周病学会

http://www.perio.jp

03-3947-8891

2.学会が定める研修施設に入局する。

歯周病学会の認定医になるためには歯周病学会の指導位が在籍する規定の研修施設でプログラムをこなさなければなりません。

プログラムの内容は各施設によりまちまちですが、多くは大学病院が研修施設となることが多いです。

その他に指導位の資格をもった開業医の先生がいるところへ勤めることになります。

どちらにしても認定医にやることは同じですから、ここはあなたが通いやすいと感じたところが良いと思います。

少なくとも3年は過ごすわけですから、あなたを大事にしてくれるところを探してください。

研修施設に関してはこちらから確認できます。

3. 歯周病学会に参加する。

認定医になるためには、少なくとも2回以上学会に参加し、学会最終日の最後に行われる教育講演会に参加して、参加証に印鑑をもらう必要があります。

さらに最近できた規定として『倫理委員会企画講演』というのにも1回以上参加しなければならなくなりました。

この二つの事項はとても重要なので、必ずゲットするようにしてください。

最近はバーコード付きの会員証が配布され始めているので、これが出席に使用されるのかもしれません。

いずれにしても認定医の規定は数年に一度は変更されるので最新の情報を歯周病学会のホームページから得るようにしてください。

4.症例を集める

歯周病学会認定医はある一定の基準を満たした症例を『1症例』学会に提出しなければなりません。

この1症例もかなり気をつけないと、あとから全く使えない症例となることがありますから注意が必要です。

4-1.規定を満たす症例とは(初診時)

  1. 中等度以上の侵襲性歯周炎もしくは慢性歯周炎の症例であること。(歯周ポケット4㎜以上の部位が30% 以上かつ、6㎜以上の歯周ポケットが3ヶ所以上ある。)
  2. 歯周外科手術を行っていること。
  3. 治療終了後メインテナンスあるいはSPTにすすみ6ヶ月以上安定した状態を保っていること。
  4. 厚生省未承認の材料を使用していないこと。

4-2.症例を作る上での注意

私が経験した失敗も考慮して初診時の資料取りは以下の点には気をつけて下さい。ここはかなり重要です。

  1. 10枚法のデンタルX線写真を撮る。
  2. 入れ歯を装着した症例ではつけた状態と外した状態両方の写真をとる。取り方は5枚法(正面、上下咬合面、左右側方面)。
  3. 写真撮影時は必ず歯間部の気泡をとる。撮影直前にうがいしてもらうと消えます。
  4. 必ず同一規格で写真を撮る。

4-3.治療終了時の基準

  1. どの歯周外科をやったか判るような術中写真を添付すること。
  2. 義歯を装着した症例はつけた状態と外した状態両方の写真があること。
  3. 10枚法でデンタルX線を撮ること。

などです。詳しくはこちらを確認してください。

5.症例をフォーマットに記入する。

症例ができあがったら、そのデータを規定のフォーマットに記入し、指導医の印鑑とサインをもらって学会に提出します。

フォーマットに関してはこちらを参照してください。

6.マーク試験の勉強をする。

書類を学会に申請して、受理されればあとはマーク試験を受けて合格です。私が受験した時は、『歯周病学会の用語集』と各ガイドラインの冊子を全て読んでいきました。

すべて薄い本なので、すぐに読み切ることができると思います。どれも楽天ブックスなら送料無料で買うことができます。


7.どんな問題が認定医試験に出るか?

認定医試験のマーク問題は国家試験レベルの問題が多いと感じました。

5択問題で50問でます。私はかなり勉強していきましたが、それでもわからない問題が3問ほどありました。

比較的合格率が高く、私の知る限りでは1人しか落ちていません。

試験問題に関する詳しい解説は下記を参考にしてください。

歯周病認定医によく出る試験問題

以上が歯周病学会認定医取得への流れです。頑張れば取れますので最初のステップとして頑張ってみてください。

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コメント

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