歯周病菌はどうやって歯に付着する??

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虫歯も歯周病も原因はバクテリア

今まで何度かご説明してきたように、虫歯も歯周病も全て原因は歯の表面についた細菌です。

しかし本来はというものはとてもツルツルしているので、細菌は歯に直接くっつく事ができません。それではどのように歯にくっつくかというとそれは『ペリクル』があるからです。

ペリクル?

ペリクルとプラークは名前が似ていますが、全く違うものです。

歯の表面はエナメル質といって、ほぼカルシウムなどの無機質でできています。

そしてこの無機質は『酸』や『アルカリ』に対して弱く溶けやすい物質です。

その分かりやすい実験をご紹介しましょう!

コップの中にお酢を入れその中に卵を入れて一晩置いておいてください。玉はゆで卵でも生卵でも構いません。

卵の殻はカルシウムで出来ています。一晩すると卵の殻は溶けてしまい、表面がブヨブヨになります。

これは酸によって卵の表面が溶かされてしまうからです。歯もこれと同じカルシウムで出来ていますので、酸などの化学物質に触れると溶け出してしまいます。

一方、卵の黄身はまったく問題ありません。卵の白身や黄身はたんぱく質や『糖』と呼ばれる『有機質』でできています。

有機質も酸やアルカリに弱いですが、種類によっては酸に対して強く溶けない性質のものもあります。それが『ペリクル』です。

酸に安定なペリクル

このペリクルは唾液中に含まれていて、常に歯の表面を覆っています。

とても安定していて丈夫なため通常の歯ブラシでは破壊できませんし、口の中に入ってくる酸から歯が溶けるのを防いでくれます。

たまに歯科医院で歯の表面に直接クスリを染み込ませたいときにペリクルがあると歯に届かないため、歯科医院のドリルにつける回転ブラシでこれを壊す事があります。

このペリクルは破壊しても歯に唾液がつくとまた数秒で形成されるため問題はありません。

ペリクルが細菌の”足がかり”

しかし、このペリクルもいい事ばかりではありません!細菌の中には『ストレプトコッカス・サングイス』というこのペリクルにくっつく事が出来る菌がいます。

さらにこの『サングイス』にくっつける菌がいて、さらにそれにくっつける菌がくっついてという風にして様々な菌が折り重なって『プラーク』が出来上がります。

プラークは成熟する!

バナナが熟すようにプラークも日を追うごとに成熟していきます。

プラークは最初のうちはあまり細菌が折り重なっていないので薄く空気の通りも新鮮ですが、細菌が折り重なるうちに厚みを増していき、空気の通りが悪くなっていきます。

この結果、空気が苦手な『嫌気性菌』が増えるようになります。この嫌気性菌は歯周病の原因菌でとても悪性度が高い細菌です。微菌

嫌気性菌が増えるくらいプラークが成熟するまでおよそ1週間かかります。こうして歯周病の最初の症状『歯肉炎』が発症します。

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